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2019.08.19コラム

vol.05 不正出血・おりものの異常

「女性の健康」女性のからだと女性ホルモン|ベルメゾン ほけんはっけん!

不正出血・おりものの異常

不正出血やおりものの異常は、病気のサインかもしれません。
日頃から不正出血やおりものについて正しい知識をもっておき、不正出血やおりものの異常がみられたときは、すぐに婦人科を受診しましょう。

不正出血は少量でも無視してはダメ
不正出血は、周期的な月経時以外に性器から出血すること。
大量の鮮血が出るような出血はもちろんのこと、おりものに少量の血が混ざっているような出血も、不正出血です。不正出血には、膣や子宮、卵巣などに何らかの病気があって起こる「器質性出血」や、病的な原因がなく、ホルモンバランスの乱れによって起こる「機能性出血」などがあります。
このほか、排卵前後の数日間に少量の出血がみられたり(中間期出血)、受精卵の着床にともなって少量の出血がみられたり(着床出血)、性交のあと膣の一部が傷つき、少量の出血がみられるなどの、心配のない不正出血もあります。
ただし、自己判断は禁物。不正出血はすべて「異常」と考え、出血の量や回数、ほかの症状の有無にかかわらず、一度でも不正出血があればすぐに婦人科で診てもらいましょう。基礎体温表をつけている場合は、持参しましょう。

不正出血の種類
器質性出血
膣や子宮、卵巣などに何らかの病気があって起こる出血。
代表的な病気は、子宮膣びらん、子宮頸管ポリープ、子宮頸がん、子宮体がんなど。

機能性出血
病的な原因がなく、ホルモンバランスの乱れで起こる出血。
ホルモンバランスが不安定な思春期や更年期に多くみられる。

その他の出血
排卵前後の数日間に起こる出血、受精卵の着床(妊娠)によって起こる出血、性交のあと膣の一部が傷ついたことによる出血など。まず、排卵の有無を調べる。基礎体温表を見ればわかるが一度婦人科で調べてもらおう。

こんな出血には注意を
妊娠しているかも

排卵前後の数日間に起こる出血、受精卵の着床(妊娠)によって起こる出血、性交のあと膣の一部が傷ついたことによる出血など。まず、排卵の有無を調べる。基礎体温表を見ればわかるが一度婦人科で調べてもらおう。

性交後に出血

子宮膣部に腫瘍性の病気がある可能性が。子宮膣びらんや子宮頸管ポリープ、子宮頸がんなどが疑われる。

月経が10日以上つづく

いつもどおりきた月経でも、10日以上つづけば不正出血。一時的なホルモンバランスの乱れでも治療は必要。

おりものは量やにおいが変化したら異常のサイン
おりものは、女性の性器のいろいろな部分から出る分泌物の集まり。
体にとって欠かせない存在で、膣の粘膜を潤し、膣内を酸性にして、外から雑菌が入り込むのを防いでいます。また、受精を促すはたらきもあります。健康なおりものは、一般的に乳白色で、少しすっぱいにおいがします。ただし、おりものの状態や量は人によって違い、月経周期や年齢によっても変化します。
こうしたことを考慮しても、おりものの量が異常に多いと感じたり、悪臭が気になる場合は、性感染症や子宮の病気のサインかもしれません。一度、婦人科を受診することをおすすめします。
おりものによる不快感を防ぐためには、日頃から清潔を心がけることが大切です。下着は通気性のよいものにし、おりものが多いときはこまめに取り替えましょう。
自分に合ったおりもの専用シートを使い、こまめに取り替えるのもよいでしょう。清潔を保とうとして膣を洗いすぎたり、膣を石けんで洗うのはよくないため、ご注意を。
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月経周期によるおりものの変化
排卵直後さらりとした状態で、量は少なめ。

排卵前ドロっとした状態で、量はピークに。

排卵後白いノリのような状態で、量は減る。

月経前量がやや増えて、においが強くなる。

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年齢によるおりものの変化
10代~女性ホルモンの分泌が不安定なため、おりものの量は増えたり、減ったり。

20代~女性ホルモンの分泌がピークを迎え、おりものの量が増える。

30代半ば~量は多いが、新陳代謝が衰えてくるため、においが強くなる傾向に。

更年期~女性ホルモンの減少にともない、徐々におりものの量が減っていく。

おりものでわかる病気

おりものの状態 その他の症状 疑われる状態
白くて、酒粕のようにボロボロしている 外陰部のかゆみ カンジダ膣炎
黄色か緑っぽい色で、泡状。
悪臭がすることも
外陰部のかゆみ 膣トリコモナス症
白もしくは黄色っぽい色で、ウミ状であることも 腰痛や下腹部痛、発熱 性器クラミジア感染症、淋菌感染症、骨盤腹膜炎など
赤褐色や茶褐色。
赤いことも
性交や運動のあとに血液が混ざる。
不正出血
子宮頸管ポリープ、子宮頸がん
茶褐色、赤色、液状で量が多い 不正出血、下腹部痛 子宮内膜炎、子宮体がん

参考:からだのことがよくわかる「女性の医学」
監修:石河亜紀子ほか 池田書店

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女性のからだと女性ホルモン
vol.01 女性のからだと女性ホルモン
vol.02 月経前症候群(PMS)
vol.03 月経トラブル
vol.04 子宮の病気
vol.05 不正出血・おりものの異常
vol.06 子宮頸がん
vol.07 乳がん

不調解消ケア
vol.01 肩こり
vol.02 冷え・むくみ
vol.03 肌荒れ
vol.04 便秘
vol.05 目の疲れ
vol.06 ストレス